管理人の気ままなblog。


by kt1151
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いま残しておくべきと思った記録

数分前、夢で目が覚めた。なぜか気になったので夢の話をする。
これから書くのは夢の話。脈絡がない。突飛に話がすすんでいく。
所詮、ゆめのはなし。

夢舞台は祖父のいる―と思われる―家。本当は家ではなかったが、何故かはっきりした根拠もないが他に言いようがない。
私と、年端離れた少年2人がその家に忍び込んだ。
廊下は広く冷たくはなかった―もし、そこが本当の祖父の家ならば、実際は狭く昼間でも薄暗い、ひんやりした場所だから―。
何重も交差する迷路のような廊下を駆け抜けていく。
いつの間にか一緒にいた少年の片方の姿が消えてしまっていた。
それでも、私と残りの少年はお構いなしに迷路を進んでいくのである。
いつしか自分の手に鍵が握られていて『早く!早く!』と私は何かにせきたてられている。
気づけば、もう一人の少年も姿がない。それでも私は、奥へ奥へと向かっていく。

 その瞬間、黒く重い扉が行く手をふさいだ。
『しめたっ!』
私はそう思いながら手にした鍵で扉の錠前を外す。
扉を開けると、最初に消えてしまった少年の影が立っていて『よくきた。』とだけ言う。
まばたきをするうち、少年の影がだんだん黒から褐色に変化していく。
『やっと見つけた…』
私がそう言う時、影は祖父に似た人になっていた。
その人の顔は、皺だらけで粗野だが、どこか愛くるしかった。
その人が笑いながら声をあげる。私が子供の頃、祖父と遊びたくて思わず、座っていたその背中に抱きついた時の声そっくりに。
瞬間、私は泣いてしまった。
そして、その人の手をとり強く握りしめ、『ごめんなさい。』『ありがとう。』の二言を言い続けた。
嗚咽となり、声にもならない声で言い続けた。

気づけば、布団の中で目から涙がこぼれていた。

これは忘れていた話。
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by kt1151 | 2006-12-19 23:36 | 日記